縄文の生活スタイルを、Orange park farmで擬似体験。
そんな発信をした数日後に、やってきました、大学生。
アメリカから来ている中国人の学生は、釣りがしたいとのことで、朝から釣り友人のNちゃんを誘って、徒歩30秒のところにある漁港で、釣り体験をしました。
初めての釣りに、ドギマギしながらも、楽しんでいるよう。
魚影は見えるのに、かからない…
初心者バレてます。
釣りには技術というより、潮の流れや干満など、環境の観察が必要なようです。
今はスマホで調べるけど、昔の人たちは、何を観察していたのだろう?
釣り糸を垂らすと、陸からは見えなかった海の中の様子が、糸を通して伝わってくる。
ルアー(擬似餌)が泳ぐと、魚の群れもなにか呼応するかのように泳ぐ。
何もなかった水面に、キラキラと輝くさざなみが浮かぶ。
これはもう、海の中の生き物たちとのコミュニケーションだな、と思いました。
自然との相互のやりとり。
釣れるかどうかよりも、そのやりとりの時間が楽しい。
もうこの時点で、昔へタイムスリップしたかのような錯覚を覚えました。
釣果はさておき、そのあとは畑へ向かいます。畑には、熱烈に神奈川から来てくれたAちゃんも参加。
職場でのイロイロも、大自然に囲まれるとどうでもよくなってしまうようです。だからAちゃんは、定期的に訪れたいと言います。
摘果作業をし、竹の伐採も。
青みかんの収穫の後は、みんなで果汁を搾りました。
昔はこうゆう作業しながら歌を合わせて歌ったりしたのでしょうね。
フレッシュな香りに包まれながら、息を合わせました。
絞った果汁を使って、人参ラペ。
お酢の代わりに、青みかんの果汁を使うと酸味もまろやかで、美味しいです。
自分たちで、生活を作る。
一人でやらずに、みんなで、生活を作る。
そんな暮らしが当たり前になるように、Orange park farmでは体験ゲストハウスを続けていきます。